よも やまバナシ  JOJO Vol.5
   

5.

西原町にある知られざる大滝
   
ケラマーみーしが、マチゲーみーらん」(慶良間えるがまつげ見えない)、
 那覇(首里)から、はるかの向こうの慶良間島は見えるが、自分の睫毛(まつげ)は見ない。いわゆる「灯台もと暗し」である。
 こう云うネタは、話題が膨らんでいって、模合酒の場では打ってつけである。
   
 1998年頃だったか、18〜30歳の若者で構成するボランティアグループ「ローターアクトクラブ」というのがあって、当時県下では琉大医学部の某解剖医教授主任カウンセラーであった。
 そこで、医学部付属病院周辺の道路など清掃活動をしようとあいなった。
 作業が終わって、玉の汗を伏くなか、「涼しいところに行こう!」と先生が再号令を掛けた。
耳よりの話だが、地元も医学部もほとんどの人が知らない、すぐそばの農学部農園内に3階建てぐらいの大きな滝がある」という。耳よりな話どころか、耳を疑う話に聞こえたのは私だけではない。一同、ウッソー!!!
   
 それでは、騙されたとおもって、、も、農園内なら木陰があって涼しいだろう」ダラダラ下り坂をトコトコ、茂みをかき分けき疲れた頃、「あった!」「ワオ!!」。ほんとうにあった。聞きしにまさる急崖を落下する清涼感あふれる滝である。
 因みに、地元、字棚原、森川の知人に聞いても、やはり知らない「幻の大滝」であった。
案内図(だいたいの箇所)          行けない人のために、、、ため、次ぎの<写真> 
   問い合わせ先
  琉大農学部 附属施設係
   ○千原フィ−ルド
     電話:098-895-8740 FAX:098-895-8741