周辺t探索−1

2010/2

JOJO

JOJOうら山の世にも珍しい「ほらあな(洞穴)」発見
 昨年大晦日、JOJO裏山に10年目にしてやっと念願の探検を挙行した。
 今や街なかに残された琉球石灰岩の残丘であるが、北側国道330号に大戦中の病院壕として使用された”がま口”(の部分)が覗いているのは周知していた。ところが、山の頂部になんと!竪穴(の箇所)がポッカリを開けているのである。頂上部にガマグチが存在するのは極めてめずらしい。。。
 石灰岩地域特有のカルスト地形の鍾乳洞であるが、ドリーネなど低地部での水の呑み口部としての溶解浸食により竪穴が生じるのが自然であり、鍾乳洞が発達して天井が崩落する場合やシンクホールなども流水、滞水の顕著な箇所で見受けられるのが自然的である。
 この鍾乳洞は、北西部の牧港にあるチジフチャーガマ辺りに流れ続いていると云われているが、鍾乳洞が形成された時代は周辺には”もっと高く広い台地があった”と推察される。
 
 
 
 
 

北側国道330号のり面中に現れている「ガマグチ」→

(周辺は人工的に切り土されているが、残丘は従前から高台であった)

昨年法枠工事が施工され、景観が著しく悪くなった。。。(T_T)

 

西側斜面↓

南側斜面↓

我が社の屋上からみた裏山(東側)↑

 

裏山内の様子 < 動画 >

 

先島スオウの木?みたいな根っこ→

 
琉球石灰岩台地で直径約3mの洞穴↓

 勝連城跡の頂上(琉球石灰岩)にも竪穴があったが、それは人工の抜け道用か?